言語化
間隔をあけたことへの反省というわけではないが、連続して記事を書いている。タイトル通り言語化について書いてみたい。
「あなたは考えていることの言語化がまだまだできていないようです」
こんなことを私がまだ就活を院進と並行で考えていた時に言われた。そんな時にああそうですか、みたいなことしか咄嗟に思えなかったあたり、確かに才能がないのかもしれない。だから今から書くことは、言語化ができるような人からしたらただの負け惜しみかもしれない。こんな風に考えを述べる前に保険をかけようとする自分への嫌気を抑えつつ、原因を探りたい。
おそらく言語化できない理由の一つは考えの抽象性にあると思う。考えが抽象的なうちに話すから具体的な言葉となって出てこない。じゃあ具体化すればいいじゃん、と一蹴されそうだが、簡単にはできない。具体化したならば、考えと出てくる言葉が安っぽくなりそうで恐ろしいのだ。安く見られそうなのが嫌だとはなんともつまらないものであった。
もしかしたら私は、抽象的な考えを、抽象的なまま受け取ってくれることを期待しているのかもしれない。しかもその抽象的な考えは、自分の中でもイメージのような形でしかないものなのである。
これではどうしようもないかもしれない。